2013年10月14日月曜日

雲を見上げる人


みなさん、こんばんは\(^▽^)/!

関東地方は10月になっても真夏日を記録しているということで、もう朝にストーブを焚き始めている北海道では「え?外国の話?」みたいな感じでニュースを見ていますw

本州で真夏日を記録した日に北海道で「初雪」が降ったら・・・完全に異常気象ですね~


さて、風景写真を撮っていると気がつくことですが、「雲って芸術家だ」と思うことがしばしばあります。青いキャンバスで彼らは様々な表現をしてくれます。雲の形が何かに似ているとかではなくて、その存在そのものが風景をより引き立ててくれたり、時には風景そのものを食ってしまうような自己主張をします。


「秋」を象徴する雲といえば「巻雲」や「高層雲」「巻積雲」などがありますが、夏場に多い「積乱雲」や「積雲」と比べて複雑でチャーミングでファンタジーがあると個人的には思っています。




僕が普段ウォーキングしている道はこんな感じです

















木々の間からは素敵な雲が見えました













林道を出ると・・・こんな景色です

これは巻雲ですねい







巻雲はハケで空を掃いたような筋ができます

6000m以上の高いところにできるので水滴ではなくて氷の粒なんですよね~

こんなかんじ












風景と合わせてみると・・・











右側の岩がねずみ男っぽいww





いい味出してますよね~






これ自己主張しまくりでしょw








そしてこれが大空に舞う始祖鳥または天女?

・・・みたいに見えたわけですw









秋の雲は他に巻積雲がありますね

「うろこ雲」「いわし雲」と呼ばれているものです










太陽との相性もバッチリ

巻積雲は形が崩れやすいので撮りたい時に撮っとかないとね









え~と

これは秋には関係ない「飛行機雲」ですねw







これは雲の中で一番低いところにできる層雲です

「層雲峡」ってこの雲にちなんで名付けられたんですね



層雲によって大雪山が宙に浮いているように見えますね









最後に夕方の風景を



赤く染まる大雪山








金のグラデーションと牧場の牛







草原の落日







雲に映える夕日






 いかがでしたか?

一片の雲もない青空もステキですが、毎日が砂漠のような青空だと飽きちゃいますよね。
ちなみに雲量が全天の2~8割を占めた場合が「晴れ」なんです。

空の8割が雲であっても天気は晴れなんですよ。


生きていると嫌なことや心配事が絶えません。
心が晴れ晴れするなんてことはあんまりないかな~。

いつも心の中に乱層雲が立ち込めている感じがします。
そしてその雲を振り払おうと無理をしたり、諦めたり、人を責めたり、我が身の不幸を嘆いたり・・・
そんな感じですよね。

「早くこの心の曇りが全てなくなって青空になってくれないかな~」
でもそれは生きている限り無理な事なんですよね。




写真で撮った雲の美しさを見ると、雲があるからこそ青空や風景が引き立つということに気がつきます。

つまり自分が忌み嫌う心の中の「雲」も、その見方や考え方でいくらでも「晴れ」を実感できるということでしょうか。

心の8割が悩みや苦しみで覆われていても、自分次第でそれを生かした「幸福感」を作り出し感じることができるのかもしれません。どんなに辛くてもわずかな希望さえあれば乗り越えられる、いやその辛ささえも幸福へと昇華できる・・・そんな力が人間には備わっているのかもしれませんね。


ではまた

チャオ!



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